店主小松隆行さんのお料理は端正で、かつ、刹那の季節食材が活き活きとお皿の上で咲いているようだ。食材の息遣いが聞こえてくる。加えて特筆すべきは店主のこだわりが詰まった器の数々で、料理と合わせてこちらも味わいたい。店内は一枚のカウンターに薄香の落ち着いた風合いの土壁。夏のある日は凛と咲くテッセンの一輪挿しの濃紫(こきむらさき)が映えていた。折敷はこの時期にだけ出すという山中塗りの白漆が準備されていた。同店は以前の鱗町の大通り沿いの店舗から、2017年8月末にここに移転しているが、少し足を伸ばして静かな場所になった。 日本酒は地酒を中心として揃う。ガラスの酒器か陶器が選ばせてもらえるのだが、どちらを選んでもかなりの種類から選べるようになっていて心踊る。
紅翠香(あすか)取材: 2019年8月
ミシュラン2ツ星に深く頷ける!金沢が誇る日本料理店。器に咲く美味。食材の息遣いが聞こえる。
この記事の見どころ
- 予約の通し方(具体手順)
- 必食の一皿(写真付き)
- 会計のリアル(予算・席)
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