コラム詳細

焼津と静岡市で出会う、職人技が静かに光る3軒。天ぷら・日本料理・茶懐石

by テリヤキ編集部0Point
シェア:FacebookTwitter

2023年5月、焼津の地に新たな天ぷらの星が誕生した。焼津の名店『成生(なるせ)』から独立したシェフが構える『なかむら』は、開業から間もないにもかかわらず、すでに予約困難店として全国の食通たちの注目を集めている。温度の異なる二つの鍋を巧みに使い分け、天紙は一切使わないという『成生』譲りの流儀を、新たな厨房でもそのまま静かに継承する。海老や穴子といった江戸前の定番をあえて外し、地元『サスエ前田魚店』の極上の魚や、瑞々しい地物野菜、そして伊勢海老は素揚げで――随所に"静岡らしさ"を織り込む構成は、まさに"成生イズム"の新たな拠点と呼ぶにふさわしい一軒だ。 出典:https://teriyaki-next.me/articles/9725

1

焼津の名店「成生」の血脈を継ぐ、予約困難の新星

焼津の名店「成生」の血脈を継ぐ、予約困難の新星

2023年5月、焼津の地に新たな天ぷらの星が誕生した。焼津の名店『成生(なるせ)』から独立したシェフが構える『なかむら』は、開業から間もないにもかかわらず、すでに予約困難店として全国の食通たちの注目を集めている。温度の異なる二つの鍋を巧みに使い分け、天紙は一切使わないという『成生』譲りの流儀を、新たな厨房でもそのまま静かに継承する。海老や穴子といった江戸前の定番をあえて外し、地元『サスエ前田魚店』の極上の魚や、瑞々しい地物野菜、そして伊勢海老は素揚げで――随所に"静岡らしさ"を織り込む構成は、まさに"成生イズム"の新たな拠点と呼ぶにふさわしい一軒だ。

出典:https://teriyaki-next.me/articles/9725

焼津の名店「成生」の血脈を継ぐ、予約困難の新星この記事で紹介しているお店を見る
2

静岡の素材を"食わす"、藤岡大将の正統派日本料理

静岡駅から徒歩5分、静かな通り沿いにそっと佇む一軒家が『日本料理FUJI』だ。店名はかの霊峰ではなく、厨房に立つ藤岡大将の名前から取られている。"素材を食わす"――そんな言葉がこれほどしっくりくる店も珍しい。シンプルな調理で静岡食材本来の甘さや香りを真っ直ぐに引き出す姿勢は、まさに正統派の真髄だ。クロムツにとろろ昆布を重ね、柿に煎りたて胡麻を散らすといった意外性のある仕立ても光る一方、〆は白いご飯の三連発のあとに雲丹和えラーメン、さらに天城軍鶏ラーメンと、思わず笑みがこぼれる大盤振る舞い。これだけの内容で22,000円という良心的な価格設定にも驚かされる、何度でも通いたくなる一軒だ。

出典:https://teriyaki-next.me/articles/9298

静岡の素材を"食わす"、藤岡大将の正統派日本料理この記事で紹介しているお店を見る
3

焼津の夜に静かに灯る、優しさが沁みる茶懐石

焼津の街で長きにわたり地元の人々に愛され続けてきた茶懐石の名店『温石(オンジャク)』。皿の上に広がるのは、決して派手な仕立てではなく、丁寧で優しい味わいが心の奥にじんわりと残る料理の数々である。一品ごとに添えられた静かな手仕事は、大人だけが知る時間の流れと共に供され、その余韻はじっくりと身体に染み入る。「近所に住んでいたら毎月通いたい」――そう言わしめるほどの居心地の良さで、内容を思えば価格設定の良心ぶりにも頷ける。営業は昼夜ともに入店時間が限られているため、早めの予約が安心だ。焼津の夜にゆっくりと腰を据え、職人の優しさと向き合う贅沢な時間がここにある。

出典:https://teriyaki-next.me/articles/7722

焼津の夜に静かに灯る、優しさが沁みる茶懐石この記事で紹介しているお店を見る

東京の名店をも唸らせる静岡の食材は、地元の名店でこそ最もまっすぐに輝きます。次の週末は、ぜひこの3軒のいずれかへ足を運び、職人の静かな技と素材の力に触れてみてください。